思春期の子供どうしたらよいか分からない方にゆる体操が出来ること
自分でどうしたらよいか分からない。人が信じられない。・・・
でも、大丈夫!!体をゆるめれば、見え方が変わってきます。
5年生(早い子は4年生)特に女の子に顕著なのが、心と体の成長期「思春期」ですね。
今までとは何かが違います。感情が揺さぶられたり、無気力になったり、人が信じられなくなったり・・・
解決策や励ましを聞きますが、何かしっくりきません。モヤモヤは増すばかり。さらに葛藤が強まります。
なぜそうなるのか。それは、「体のコンピューター」に「頭のコンピューター」の道理を持ち込もうとしているから。
人間には、「頭のコンピューター」と「体のコンピュータ」があるのです。
学校の勉強などに使う「頭(脳)」が、「頭のコンピューター」。人の話を聞いたり、本を読んだり、考えたりすることで、自分の意志が反映できます。
もうひとつの「体のコンピューター」は、「ホルモンや自律神経などの体のバランス機能」。”自律”と呼ばれているだけあって、自分の意志では動かせないものです。意志でホルモン量や心臓の速さは変えられませんよね?
ホルモンにはそれが出来ます。交感神経を優位にして心臓を早めたり、体温を変化させたり・・・。脳(意志や考え方)にはそれは出来ません。
「体のコンピューター」は思春期の子供が初めて出会う、新しい自分なのですね。4年生に女の子教室があることからも分かる通り、思春期の女の子はホルモンバランスが劇的に変わります。
生理的な大きな変化は、今までおとなしかった「体のコンピューター」が周期的、突発的に暴れ出すことがあるのです。大人になれば周期も安定し、慣れがありますが、子供は初めて立ち向かうのです。
安定して慣れて忘れてしまった大人は、アドバイスを間違えることがあります。自分と子供の体内・脳内状況は想像以上に違うのです。
そこに子供は初めて出会い、立ち向かうので、まずは安心感が必要です。その安心感を提供するのが親の胸襟、懐の広さなのです。
ゆる体操をすると、ストレスや疲労で固まってしまった胸襟がふわふわに柔らかくなり、広がります。体がゆるむと心もゆるみます。
懐が広くどっしりとした親の姿に子供は安心して、安らぐことが出来るのです。
お子さんにもおすすめです。
ゆる体操の中では、「なったら」ゆると呼んでいますが、切羽詰まった時。どうにも困ってしまったとき。追い詰められた気持ちになったとき。あがってしまいそうなとき。気持ちの余裕をなくしてしまいそうなとき。疲れてしまったとき。何かゆる体操をしてみてください。体がゆるむと気持ちも変わるものです。
ゆる体操を行うと、胸郭がゆるむので、固まっている時よりも深い呼吸ができるようになります。本当にほっとした、胸をなでおろすような、深い呼吸は、緊張をリセットしてくれます。
自分で対処できるのが分かると、大きな安心感があります。
家でもできる!おすすめ体操はこれ!
https://yuru-tokiwa.com/shishunki/#neyuru
0件のコメント